最新バージョンへのアップグレード方法を教えてください。
バージョン7および8から、最新版であるバージョン9へのアップグレードは、上書きインストールにて実施可能です。
ただし、元バージョンによって設定ファイルの扱いが異なるため、バージョン毎に詳細の手順を説明します。
バージョン7から9へのアップグレード
- 元バージョンのダッシュボードを起動し、現在の設定内容(以下)をメモします。
- 軽量化対象フォルダー、除外フォルダー
- 各種プロファイル情報(対象ファイル形式、軽量化レベル、スケジュール)
- 環境設定
- 「Windowsサービスの設定」内のアカウント情報
- レポート情報(1回のみ実行のレポート、現在実行中のレポート)
- レジストリ設定
- 軽量化処理やシミュレーション処理が実行中の場合、停止します。
- ダッシュボードを終了します。
- 上位バージョンのインストーラーを起動し、上書きインストールを実行します。
- 上位バージョンのダッシュボードを起動し、シリアルナンバーを適用します。
- 1でメモした内容を再度設定します。
バージョン8から9へのアップグレード
- 元バージョンのダッシュボードを起動し、以下の内容をメモします。
- 「Windowsサービスの設定」内のアカウント情報
- 軽量化処理やシミュレーション処理が実行中の場合、停止します。
- ダッシュボードを終了します。
- 上位バージョンのインストーラーを起動し、上書きインストールを実行します。
- 上位バージョンのダッシュボードを起動し、シリアルナンバーを適用します。
- 1でメモしたWindowsサービスのアカウント情報を設定します。
設定を確認する前にアップグレードを実施してしまった場合
以下のディレクトリにある各ファイルを文字コード「Unicode(UTF-16)」で開くことで、以前のバージョンの設定値を確認できます。
バージョン 7.x: C:\ProgramData\neuxpower\NXPowerLite for File Servers v7\
バージョン 8.x: C:\ProgramData\neuxpower\NXPowerLite for File Servers v8\
- exclude_locations_cfg.txt:除外フォルダーの設定
- filetypes_cfg.txt:対象ファイル形式の設定
- include_locations_cfg.txt:軽量化対象フォルダーの設定
- schedule_cfg.txt:スケジュールの設定
- settings_cfg.txt:軽量化レベルの設定
上位バージョンのシリアルナンバーについて納品時のメールまたは、メジャーバージョンアップ時のリリースお知らせメールに記載しております。
バージョンのリリース日については、
リリースノートをご参照ください。
Related Articles
起動時に「.NET Framework」に関するエラーが表示されます。
クイックスキャンは「Microsoft .NET Framework 4.5.2以降」のいずれかのバージョンがインストールされている環境で使用する必要があります。「.NET Frameworkが4.5.2より古いバージョンのシステムにはインストールできません。」といったメッセージが表示される場合には、対応するバージョンの「Microsoft .NET Framework」をインストールしてください。 「Microsoft .NET Framework ...
「軽量化対象のデータが存在しないため一時停止しました」と表示されて、軽量化できません。
「軽量化対象のデータが存在しないため一時停止しました」は、NXPowerLiteファイルサーバーエディションの軽量化完了後に表示されます。軽量化開始直後に表示される場合は、以下の内容についてご確認ください。 軽量化に必要な権限が不足している: NXPowerLiteファイルサーバーエディションの権限設定については 製品マニュアル をご参照ください。 対象フォルダー内のファイルがすべて軽量化済み: ...
上位バージョンの入手方法について
NXPowerLiteの有効な保守契約をお持ちのお客様は、上位バージョンのプログラムを無償でご利用になれます。 新バージョンリリース時の通知メールにて新バージョンのシリアルナンバーをご案内しております。 最新版のプログラムは下記ページからダウンロード可能です。 https://www.nxpowerlite.jp/contact-us/serial_form.html 新バージョンのプログラムダウンロード後、新しいシリアルナンバーを適用してご利用ください。 ...
作成した軽量化レベルプロファイルの移行
NxPowerLiteデスクトップエディションで作成した軽量化レベルプロファイルは、バージョン8以降であればファイルとして保存されています。 マシン移行をする場合は、このファイルを移行先に配置することで軽量化レベル設定を引き継ぐことができます。 Windows版 移行元マシンの作業 NXPowerLiteが起動している場合は終了します。 Windowsエクスプローラーのアドレスバーに下記のパスを貼り付け、移動します。 %appdata%\Neuxpower\NXPowerLite Desktop ...
[Outlook連携] 受信メールを軽量化しても添付ファイルのサイズが変わりません。
バージョン7から受信メールの添付ファイルを軽量化する機能が追加されました。 Outlookアプリケーションを開き、添付ファイルのある受信メールの右クリックメニューから「軽量化の実行(NXPowerLite)」を選択すると、NxPowerLiteが起動し起動し軽量化処理が行われます。 この方法で軽量化を完了すると、その時点で添付ファイルの実サイズは変更されています。 しかしメール内で表示される添付ファイルのサイズは更新されないため、そのままでは軽量化が実施されていないように見えます。 ...