過去の軽量化処理結果をまとめて確認することはできますか。

過去の軽量化処理結果をまとめて確認することはできますか。

バージョン10以降のNXPowerLite ファイルサーバーエディションでは、軽量化結果をレコード形式で保存できるようになりました。
※構成ファイルの一部としてとして保存されます。

保存されている情報を表示するには、[ファイル]メニューの[軽量化履歴の確認]メニューを開きます。

ステータス列には、ファイルが正常に最適化されたかどうか、また軽量化できなかった場合はその理由が表示されます。

Warning
各ステータスの詳細については、「軽量化処理がスキップされる/失敗するのはなぜですか」を参照してください。

特定のファイルやフォルダに関する情報を検索する

特定のファイルを検索するには、「ファイル」列ヘッダーのフィルターボタンを使用します。
同様に、特定のステータスをフィルターするには、「ステータス」列ヘッダーのフィルターボタンを使用します。
列ヘッダーをクリックすると、データが並べ替えられ、特定のフォルダー情報を簡単に見つけられるようになります。

フォルダの概要を表示

「フォルダサマリーの表示」ボタンを使用すると、選択したフォルダー内でNXPowerLite が圧縮対象として検討したファイル数の概要が表示されます。
これにより、フォルダー内のファイルのステータスの内訳が表示されます。

軽量化履歴をクリアする

データベースに保存された軽量化履歴をクリアすることができます。これを行うと、ソフトウェアはスキップしていたファイルを再検討するようになります。これは、NXPowerLite ファイルサーバーエディションを上位バージョンいアップグレードするときやソフトウェアに問題がある場合に、新しい圧縮機能を使用するのに役立ちます。

このダイアログは、「ファイル」メニューの「軽量化履歴の削除」から開くことができます。


ファイルは5つのカテゴリに分類されます。
カテゴリ
説明
軽量化済のファイル
正常に圧縮されたファイル
軽量化対象外のファイル
NXPowerLite が軽量化しようとしたが、サポートされていないファイル形式のため軽量化できなかった
最低画素数を下回るJPEGファイル
1メガピクセルの最小閾値を下回るJPEG
軽量化失敗
エラーのため、NXPowerLite が処理できなかったファイル
その他
拡張子としてはサポートされているが、実際はサポートされないファイル。たとえば.doc拡張子で保存されたrtfファイルなど