「NXPowerLiteはWindows 7以降のクライアントOSでインストールすることが可能です。」というエラーのためインストールできない

「NXPowerLiteはWindows 7以降のクライアントOSでインストールすることが可能です。」というエラーのためインストールできない

Q:Windows10/11で、デスクトップエディションをインストールしようとすると、「NXPowerLiteはWindows 7以降のクライアントOSでインストールすることが可能です。」というエラーが出てインストールできません。何故でしょうか。

A:
32bit版の旧バージョンのデスクトップエディションがインストールされているマシンに、上位バージョンのデスクトップエディションを上書きインストールする際に64bit版のインストーラーを使用すると、このようなエラーが発生することが報告されています。
すでにインストール済のデスクトップエディションを上書きインストールする際は、インストール済のデスクトップエディションが64bit/32bit版のどちらであるかを確認し、同じbitのものを使用してください。

バージョンアップのための上書きインストールではなく、新規のインストール時に発生する場合、インストール対象のマシンのOSがサーバーOSであると判断されている可能性があります。デスクトップエディションはクライアントOSのみサポートしており、サーバーOSはサポート対象であるためこのようなエラーが発生します。

このエラーの発生については、下記のようなケースが考えられます:
  1. CITRIXなどの仮想デスクトップを使用する前提で、サーバーOSにインストールしようとした
  2. インストール先PCのOSはWindows11/Windows10などのクライアントOSだが、マルチセッション版などの特殊なエディションである
    (マルチセッション版は、内部で持っているOS種別フラグがサーバーOSと同等値であるため、このようになると考えられます)
上記のケースに該当する場合は、サーバーOSへのインストールが可能なインストーラーを用意しております。
一般公開はしておりませんので、こちらのインストーラーが必要な場合はテクニカルサポート窓口に下記情報とともにお問い合わせください。
個別に提供させていただきます。
  1. 保守サポート契約番号(パッケージ版などをお使いで保守契約がない場合、シリアルナンバー)
  2. NXPowerLiteデスクトップエディションのバージョン
  3. インストールしようとしたOSの種別(バージョン、エディション)

サーバーOSへのインストールは本来サポート対象外であるため、弊社では上記のような環境におけるNXPowerLiteデスクトップエディションの動作検証は行っておりません。あらかじめご了承ください。