軽量化レベル設定項目

軽量化レベル設定項目

NXPowerLiteでは、軽量化にあたりどこまでデータを削ることを許容するかについて、細かい項目毎にカスタマイズすることができます。
各項目の名称とその意味、対象ファイルフォーマットは以下の通りです:

設定項目名
設定値
対象
説明
JPEG画質
1-9の値
すべて
ファイル内の画像を軽量化する際の画質を設定します。値が大きいほど高い画質が維持されますが、ファイルサイズも大きくなります。
解像度(横×縦)
ドロップダウンリストから選択
すべて
ファイル内の画像の解像度を指定します。
画像をJPEG形式に変換
有効/無効
PDF
Office
有効にすると、ファイルに挿入された画像をJPEG形式に変換します。
プライベートデータの削除
有効/無効
PDF
有効にすると、ファイル内のプライベートデータ(PDFアプリケーション固有のデータ)を削除します。
プライベートデータが削除された場合、作成元のPDFアプリケーションでの再編集が出来なくなる場合があります。
サブセット埋め込みフォント
有効/無効
PDF
有効にすると、レイアウト内で使用されている文字だけをPDFに保持します。
画像のトリミングを許可
有効/無効
Office
有効にすると、トリミングツールで調整された画像を検出し、トリミングされた部分のデータを削除します。
削除された画像データを復帰させることはできません。
埋め込まれた文書の図形化
有効/無効
Office
有効にすると、Officeファイルに埋め込まれたオブジェクト(Excelで作成されたグラフなど)を画像として処理することにより、軽量化を促進します。
図形化された埋め込み文書は再編集できなくなります。
PNG画像の色深度を削減
有効/無効
Office
有効にすると、ファイルに挿入されたPNG画像の色数を適切なレベルまで減らします。
スライドマスターの軽量化
有効/無効
PowerPoint
有効にすると、スライドマスターに含まれる画像の軽量化を行います。
埋め込まれたグラフの軽量化
有効/無効
PowerPoint
Word
有効にすると、WordやPowerPointに埋め込まれたExcelグラフの持つExcelデータを削除します。削除された場合、埋め込まれたグラフ上でExcelデータの再編集はできなくなります。
Word2007との互換性保持
有効/無効
Word
有効にすると、Word2007互換用にファイル内部に持っているデータを削除します。互換データが削除されたWordファイルは、Word2007以下のバージョンのアプリケーションで開くことができなくなります。
余分なセルの書式の削除
有効/無効
Excel
有効にすると、空のセルに設定されている書式情報が削除されます。
EXIFデータの削除
有効/無効
JPEG
有効にすると、JPEGファイル内に保持されているEXIF情報(カメラのモデルや設定情報など)を削除します。

Alert
この表ではデスクトップエディション最新バージョンに存在する設定項目を記載しています。
他の製品(ファイルサーバーエディション、SDK)でも概ね共通ですが、一部製品に存在しない項目や、
製品間で項目名が異なる場合があるので参考情報としてご覧ください。
またバージョンによっても設定値の種類が異なる場合があります。
正確な情報は、該当製品・該当バージョンの付属のマニュアルをご覧ください。