サードパーティソフトウェアからのファイルアクセスによって軽量化処理がスキップ/異常終了する場合どうすればいいですか
ウィルススキャンソフトウェアなどのサードパーティソフトウェアがNxPowerLiteのフォルダー・ファイルにアクセスすることで、NxPowerLiteの処理が異常終了する場合があります。
このような場合は、以下のNxPowerLite関連フォルダーをサードパーティソフトウェアのスキャン対象から除外してください。
- NxPowerLiteサービス実行アカウントのTEMPフォルダー
- NXPowerLiteファイルサーバーエディションのインストールフォルダー
- NXPowerLiteファイルサーバーエディションの設定ファイルが保存されているフォルダー
詳細のフォルダーパスは以下の通りです:
●NXPowerLiteサービス実行アカウントのTEMPフォルダー
初期設定(ローカルシステムアカウント)の場合:C:\Windows\Temp
特定のユーザーアカウントを指定している場合:C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Local\Temp
●NXPowerLiteファイルサーバーエディションのインストールフォルダー
バージョン 9、8共通:C:\Program Files (x86)\NXPowerLite for File Servers
●NXPowerLiteファイルサーバーエディションの設定ファイルが保存されているフォルダー
バージョン 9の場合:C:\ProgramData\Neuxpower\NXPowerLite for File Servers v9
バージョン 8の場合:C:\ProgramData\Neuxpower\NXPowerLite for File Servers v8

サードパーティソフトウェアの種類によっては、軽量化処理時にエラーは発生しないものの、軽量化の余地があるはずのファイルの軽量化が行われないケースも報告されています。
同じファイルで、実行毎に軽量化される/されないの結果が異なる場合は、サードパーティソフトウェアによるファイルアクセスが影響している可能性があるため、本記事で案内されている対処方法をお試しください。
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