軽量化レベル設定:「埋め込まれた文書の図形化」とはどのような設定ですか?
[埋め込まれた文書の図形化]は、軽量化レベル設定画面内の「PowerPoint」「Word」「Excel」タブ内に存在するオプション設定です。
チェックを入れると、ファイル内の「埋め込まれた文書」が軽量化の対象となります。
埋め込まれた文書とは
PowerPoint、Word、Excelの各Officeファイルに埋め込まれている、他のアプリケーションで作成されたオブジェクト(グラフなど)のことを指します。
埋め込まれた文書には、そのオブジェクトを構成する元データが含まれています。例えばグラフの場合は、グラフの元となる数値データです。元データを持っているので、オブジェクトをダブルクリックして再編集を行うことができます。
しかしこれらのデータは、オブジェクトの再編集を行わない場合には不要なものです。この場合、軽量化レベル設定内の[埋め込まれた文書の図形化]オプションにチェックを入れて軽量化対象とすることにより、オブジェクトの元データが削除され、圧縮率をさらに高めることが可能となります。
[埋め込まれた文書の図形化]をチェックして図形化された埋め込みオブジェクトは、再編集できなくなります。
なお、以下の埋め込まれた文書(オブジェクト)は、「埋め込まれた文書の図形化」オプションの対象外です。
- XLSX形式のファイル内に埋め込まれたオブジェクト
- DOCX形式のファイル内に埋め込まれたExcelグラフ以外のオブジェクト
- PPT形式のファイル内に埋め込まれた、PPT形式のオブジェクト
上記に当てはまらない場合でも、ファイルの完全性を保つためにNXPowerLiteは埋め込まれた文書を図形化しないことがあります。
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軽量化済みのファイルの閲覧や編集にNXPowerLiteは必要ですか?
いいえ。NXPowerLiteの軽量化後もファイル形式(PPT、DOC、JPEGなど)は変更されないため、軽量化後ファイルの閲覧や編集にNXPowerLiteは必要ありません。 そのままの状態で各種アプリケーションによる閲覧・編集が可能です。 一部の軽量化レベル設定([埋め込まれた文書の図形化]など)を使用してオブジェクトを軽量化した場合は、軽量化後のファイル上では対象オブジェクトの元データは失われているため、オブジェクトの再編集を行うことは出来なくなります。